今まで平凡なモブAと思ってた〇〇に、とてつもないプレッシャーを感じた
今ならうちにもオーラが見える!
ぶわっと来たぶわっと!
竜華もセーラも何も感じてないのか、さっさと終わらせよか、そう言葉にしなくても分かるような態度やった
ただうちだけがとてつもない焦りを感じとる
それを伝えようにも急に雰囲気が変わった〇〇に当てられて、言葉がでない
気のせいか、セーラが〇〇の倍満に振り込む未来が見えた気がした
〇〇「ロン、清一色ドラが二つで24000」
この倍満で〇〇が一気に点数を取り戻した
そして竜華とセーラもようやく〇〇のプレッシャーを感じたのか動揺を隠せないでいる
〇〇「油断するから見え見えの手に振り込む」
油断なんてしとらんわ!と言いかけるセーラやったけど完全に油断してた事実に言葉が出ない
〇〇「動揺するから隙ができる」
〇〇「ロン、対々子ドラ3、12000」
完全に逆転してもうた
セーラ「まだや、まだ俺には点棒が残っとるで!確かに油断も動揺もした!けど俺はここから更に逆転したるで!」
竜華「うちもこのまま終わりなんは釈然とせんわ!」
結果的に言えば〇〇はその後、一度も振り込む事なく圧勝してみせた
曰くただツモ切りしてたわけじゃなく、自分が勝負の中に入らない事でより純粋な情報を見極めていたらしい
最初は何とも言えん微妙な雰囲気で始まった対局やったけど、最後は皆であーだこーだ言いながら楽しく話してたのを覚えてる
そっか、うちはあの時から〇〇の事を…。
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