怜「ほな今から準備するから待っててや?」
そう言ってうちは手洗いして、エプロンをつけて、他にも予め用意しとった野菜やら豆腐やらの処理を始める
〇〇のところには時々お泊りしたり、夕ご飯を作ってあげたりとよくしとるから手慣れたもんやで♪
…あと竜華に料理に関してスパルタで教え込まれたからなぁ
待ってて言うとるのに〇〇もお皿を並べたり、コンロの準備をしたりと手伝ってくれる
うん、怜ちゃん的にはそーゆうのポイント高いで?
んー…少し多めに準備してもええのかな?
うちは少食やし、〇〇のお腹の空き具合によってはあまり多く用意しても食べきれんと残してまうことになってまうし
まぁ、余ったら余ったで次の日のおかずにすればええか♪
ちょっとアレンジしてコロッケとかにしたら〇〇も飽きへんやろうし、うん、大丈夫やな
下処理を終えた食材をお皿に入れて、それを〇〇が炬燵に運ぶ
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だいたいこんなもんやろ?
怜「お待たせして申し訳ないなー、ほな、始めよか?」
シャンパン(ノンアルコール)をグラスに注いで、かるく乾杯する
怜「ケーキも用意しとるから無理して食べ過ぎんようにな?」
それからお肉を焼いて、お手製のすき焼きのタレを入れて、二人でテレビを見ながら他愛もない話をして盛り上がる
―――――
―――
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怜「ふぅ…食べた食べた…お腹いっぱいやでー」
怜「〇〇はお腹いっぱいになった?」
こくっと頷き、ごちそうさまでしたをした後に満足気な顔をする
怜「良かった…うん、良かったで♪」
と、言いながらうちは〇〇の横に移動して寄りかかり〇〇に頭を預ける
怜「うちの我儘聞いてくれてありがとうな?それに、二人きりのクリスマス、すごく嬉しかったで?」
…暖房が効きすぎとるんかな?
なんやちょっとだけ身体が火照って熱いような気がする
でも、悪ないなぁ///
怜「なぁ、〇〇?うちな、うち…〇〇のこと、大好きやで?」
んっ…。
その言葉に答えるかのように、ぎゅっと、でも優しく抱きしめられる
怜「…メリークリスマス、〇〇///」
…こーゆうのを幸せって言うんかな?
怜「うち、すっごく幸せやで?最高のプレゼントをありがとう♪」
怜「来年はうちが〇〇の我儘聞いたるな?…来年も一緒にクリスマスを過ごそ?」
うん、来年も、その次も、叶うならずっと〇〇と一緒に…
〇〇…愛しとるよ?誰よりも、何よりも…〇〇のことを…。
おまけ