―まして、己(おれ)の頭は日毎に虎に近づいて行く

どうすればいいのだ

己の空費された過去は?己は堪らなくなる

そういう時、己は 向うの山の頂の巖に上り 空谷に向って吼える

この胸を灼く悲しみを誰かに訴えたいのだ

己は昨夕も、彼処で月に向って咆えた

誰かにこの苦しみが分って貰もらえないかと

しかし…-


モブ女
「ううっ…か、可哀想な透哉君…!」

モブ女
「グス…ッ透哉君だったら虎になろうとカエルになろうと私が傍にいるからね…!」

モブ女
「それより透哉君の『おれ』呼び萌え」



先生
「みなさん、これは如月君が虎になる話ではないので大丈夫です、お静かに」



名前:仲良しグループ
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