古代中国に伝わる呪術ですね

動物を使った呪術で
中国華南の少数民族の間で受け継がれているそうです

ヘビ、ムカデ、ゲジ、カエルなどの
百虫を同じ容器で飼育し
互いに喰らわせ、勝ち残ったものが神霊となるため
これを祀るそうです

この毒を採取して飲食物に混ぜ
人に害を加えたり
思い通りに福を得たり
富貴を図ったりする

人がこの毒に当たると
症状などはそれぞれだそうですが
大抵は数日で死に至るそうです



瑪蝗蠱 ばこうこ
泥鰍蠱 でいしゅうこ
蝦蟇蠱 がまこ
蛇蠱 だこ
石蠱 せきこ
癲蠱 てんこ
三屍蠱 さんしこ
蜈蚣蠱 ごしょうこ
金蚕蠱 きんさんこ


の9種類があるそうです


日本では「蠱毒厭魅」として
禁止されていました

まぁ、現在でも犯罪にあたるでしょうが……
蟲毒