「溺れそうになっている人は
麦藁のように頼りないものであっても
永らえようとして頼ってしまうものである」
ことから
危急の時にあっては
普段なら取り合わないような
頼りないものにでさえ助けを求めてしまうものである
ということの例えです。
そのようなものにまで
助けを求めてしまうような
危急の状態にあることですね。
要するに
「藁にも縋る」
ような状態のことです。
意外と間違いが多いみたいですね。
「藁にも掴む」や「藁をも縋る」など
「的を射る」
を「的を得る」
と間違うのと同じことだと思いますが。
溺れる者は藁をも掴む