1957年にドイツの物理学者リーゲンジー・シュターデン博士が発表した学説によって名づけられた猫の行動に関する現象です。


猫が時折何も無い空間を凝視する行動に着目したリーゲンジー・シュターデン博士が
温度計を敷き詰めた部屋に猫を放し
数週間に渡って観測を続けた結果
猫の視線上に存在するある地点だけが周囲より
数度、低温であることがわかりました。


「霊の存在する地点は周囲より低温である」とする説と結び付けて
「猫は霊を見ている」とし
自らの名と着想のきっかけとなった愛猫「フェレンゲル」から
「フェレンゲルシュターデン現象」と名づけたのです。












…………というのは真っ赤な嘘でして







実際は主に2つの理由があります

一つは

「耳をすましているので特に何も見ていない」
ので
結果的に「何も無いところを見ている」様に見えるだけ
の場合

猫は人とは可聴域が違うため、人が気づかない周波数の音などに気がついて反応しているのです

これが、頻繁に発生している場合は猫にとってはストレスになっている可能性があります

原因としては
「ネズミやゴキブリなどが住み着いている」
「蚊やハエなどがいる」

複数の猫がいる場合は
「仲間の猫がどこかに閉じ込められている」

早々に原因を解決するのが好ましいでしょう



二つは

「何をしようかな」とボーッと考え込んでいたりしている

この時、尻尾がゆらゆらしているそうです


この場合、むしろ放っておいてあげた方がよろしいかと

構うとむしろそちらがストレスとなる可能性があります
フェレンゲルシュターデン現象