ドアをくぐって別の部屋へ移動した際
前の部屋で考えていたことや
その場所に来た目的を
突然忘れてしまう心理現象です

脳が物理的境界を通過する際に
記憶をリセット・更新し
次の空間に備えるために起こる
一時的な記憶低下です

原因は
脳が空間や環境の切り替わりを認識し
前環境に関連する短期記憶を意識的
もしくは自動的に「不要」として
破棄・更新するためだそうです

自宅で隣の部屋へ行く
デスクから会議室へ移動するなど
物理的な境界を越えた時に
よく起こります
ドア、通路、仕切りなど
明確に空間が分かれている場所が
記憶の断絶を引き起こすのです

人間の脳は
一度に多くの情報を保持できないため
環境が変わるタイミングで古い情報を捨てて
新しい環境に最適化しようとするのです


この現象は日常生活における
「ちょっとした忘れっぽさ」の正体であり
脳が環境の切り替えをスムーズに行うために機能している
言うなれば「記憶のハック」と言えます

よく心配される
「もの忘れ」「認知症」
などとは違い「人間として正常な機能」なので
心配は不要です
ドアウェイ効果