…もしもし?
(…はっ。そこで初めて自分が話しかけられている事に気付いた。)
「は、は、はい…。」(部下の軍人が慣れた手つきで死体を回収していく。
誰一人驚いていない事にも突っ込みたいが、ショックでなかなか思考が追い付かない。)
(サディスティアは何やら部下に耳打ちされて、それを片手で制止した。)
もう言わなくていい…ドアが開けっ放しで丸見えだった。
終わったならさっさと帰
……ん?
(出入り口に向かう途中でその男はぴたりと歩みを止めた。)
……一つだけ、お伺いしてもよろしいですか?
「え……はい……。」→
▼ところで…