(軍人には逆らえない…受け入れるしかないのか。
固く閉じた目を再び開くと、一瞬で視界は真っ赤に染まっていた。
???
状況が理解できずに呆けていると、ゴトリ、何か丸い物が落下した。
首だった。)
「あっ・・・」(勢いよく血しぶきが上がる。
○○は先ほどまで自分の手を掴んでいたその男の上部を意地でも見ないようにした。
理解したくない。足に力が入らない。
ズルズル…ぺたん。
後ろのドアに背中から寄りかかると、倒れた男の後ろに誰かが立っていた。
それと同時に部屋全体が今までにない緊張感に包まれ、整列していた他の軍人達が一斉に敬礼する。
まるでロボットのような揃い様だった。
→
▼ところで…