(トレーに紅茶を乗せて持っていくと、ソファーにはまだ先程の男しか座っていなかった。
ほぼこの人一人で喋ってたのか。話声が聞こえたからてっきり全員で寛いでいるのかと思ったけど…
他の軍人達は依然として綺麗に横一列を崩さず、手は後ろで組んで休めの姿勢を保っている。)
「人数分入れましたので、どうぞ。」(勧めたもののやはり他の軍人は動かない。)
座っている軍人「なんだ。飲まないなら全部もらうぞ。」
(口も付けられないまま冷めていく全員分の紅茶を一人で飲み干した男は、さて、と…と言いながら立ち上がった。)
軍人「来い女。1回で許してやる。」
「…?」→
▼ところで…