露「……………………ハァ…」


(ぐいっ)
(ちゅ)

(後頭部を掴まれ、首筋に口付けられた)



露「…ハン。いつまでも何もしないとでも思ったかい。
そんなに挑発されちゃあね。売られた喧嘩を買っただけさ。

油断していただろう?僕の勝ちだな。
せいぜいここで忠犬よろしく、僕の帰りを待っていることだ。それじゃあ行ってくる」


(突然のことに全く反応できなかった)
(固まるあなたをよそにさっさと玄関から出ていく露伴の耳が、かわいそうなほど真っ赤になっていたことは、彼の中のヘブンズ・ドアーだけが知っていることである)
露伴先生!いってきますのちゅーは?