花「くれるんですか?
ありがとうございます。僕の好物なんですよ。」


(花京院にチェリーをあげると、嬉しそうに茎を取ってレロレロし始めた)


花「チェリーと言えば、さくらんぼの茎を舌で結べる人はキスが上手い…なんて噂がありますね。子猫さんはできますか?

…僕はちょっと得意なんですよ」


(よく言われている通説を不意に呟いた花京院が、先程取ったさくらんぼの茎を口に含んだ)
(暫くもきゅもきゅやっていたかと思うと、テーブルに敷いた紙ナプキンに、綺麗に蝶々結びになったさくらんぼの茎を置いた)
(驚いて花京院の顔を見ると、目が合ってふわりと微笑まれる)
(さっきレロレロした時に見えた舌の動きを思い出し、なんとなく腰の辺りがぞくっとした)


ふーん、えっちじゃん
花京院にチェリーをあげる