億「ほれ、
こいつがオレのスタンド『ザ・ハンド』だぜェ。
右手でこうやって空間を削れば…

ほーら寄ってき…ぅおっと!」


(億泰があなたとの間にある空間に、ザ・ハンドの右腕を引っ掻くように振り下ろした)
(するとひとりでに身体が動き、億泰の方に引っ張られるように移動する)
(足が縺れて転びかけると、億泰の逞しい腕がしっかりと抱きとめてくれた)


億「悪ぃ悪ぃ、ちょっと近くに寄せすぎちまったな。

ん?
子猫さん、なんか菓子でも持ってんのかぁ?
すっげー甘くていいニオイがするぜぇ」


(あなたを支えた両腕はそのままに、すんすんと鼻を鳴らして首筋の辺りに顔を近づけてくる)
(この後涙目になった仗助に引き剥がされてシバかれていた)
億泰くんスタンド見せて