ア「スタンド攻撃でいた仕方なくあのような状態になっただけであって、私たちが望んでやったことじゃあないぞ!
それにあんな強い磁力で挟まれれば、子猫の小さい身体はひとたまりもないだろう。
実際、この強力な磁力を逆手にとって相手を倒した訳だからな」
ジョセ「アヴドゥルよ、子猫はそんな現実的な意味で言ったんじゃあないと思うぞ?
そんなカタイ考えではレディの一人も落とせんじゃろう。
ワシらの逞しい肉体と、年長者の包容力に包まれたくなってしまったのかのう?
若い者たちとは経験も踏んできた場数も桁違いじゃ。
遠慮することはない、お若いレディ!
ワシの腕で受け止めてやるぞ!さあ飛びこんで…ああっ承太郎お前!」
(太く逞しい腕をこちらに広げてくれたジョセフの懐に飛び込もうとした瞬間、後ろからお腹にがっしりした腕が回された)
(また承太郎の仕業らしい)
承「やめておけ。60越えのジジイとは言え、何を考えているかわかったもんじゃあないぜ」
(承太郎に連行された)
ア「若いというのは眩しいですな、ジョースターさん」
ジョセ「全くじゃ。それにしてもあの態度…承太郎のやつは自覚しとるのか?」
お二人の間に挟まれたいだけの人生だった…