酒が切れると思い出すんだよ……
昔の絢爛だった生活の数々を、さァ…
毎日接待だなんだとドンペリを浴びるように呑んでいたこと…
欲しいものは金を出せばいくらでも手に入ったあの頃…
思い出すんだよォ…
他の惑星のお偉いさんからパワハラじみた仕打ちを受けても
俺には家があって
温かい寝床があった……
そんな、当たり前のことも
でも、今は思い出すより、思いつくこともあってさ……
お嬢ちゃんを独り占めできないかな、って…
おかしい?
おかしいよねェ…
オジサンもそう思うよ
けど、このまま■◆ちゃんが他の人のところに行って、そのまま幸せになって
俺のことを忘れちまうんじゃねェかって
それが怖くってさァ…
■◆ちゃん…
俺と死のうよ
→
はい→
いいえ