(頭皮をマッサージし始めてからしばらく。声を掛けた時、真の反応が少し遅れがちになっていることに気付く)

(手の動きはなるべくそのままにしてそっと真の横顔を覗き込めば、瞼がだいぶ落ちてしまっている。どうやら睡魔に襲われているらしい)

……っ、
ご、ごめん、ちょっとうとうとしてた…

(こちらが覗き込んだことに気付いたらしい。ハッとしたように目を見開いた真が慌てたように謝罪をしてくる)

(が、声が微妙にふわついている。まだ眠いのだろう)

(体を戻しつつ別に寝てくれても構わないことを伝え、マッサージを続ける。真はしばらくの間「だけど」とか「それは悪いよ」などと言ってはいたが三代欲求には勝てなかったようで、やがてふわりふわりと船をこぎ始めた…)
頭皮マッサージをする