(聞川真は語った)

(自分たちは最近交流を再開したばかりだということ)

(聞川真は今はちょっと事情があって引きこもっていること)

(けれどそのうち学校にも復帰する予定だということ)

(だから大丈夫なのだということ)

(そんなことを、彼は語った)

(なるほど、と。その話を聞いて納得した)

(彼が先程あれほど尻込みしていたのは自分が引きこもっているということを改めて口にはしたくなかったからなのだろうと)

(引きこもっている事情は気になったものの、彼と今の自分は初対面とも言える関係だ。さすがに深入りすることは出来ずに、そのまま聞川真となんでもない会話を続けたのである)


記憶喪失バッドエンド:打ち明けることができなかった話