(やはり放ってはおけない)

(そう判断を下し、メッセージを送り続けることにした)

(ただし万が一にも真を追い詰めすぎたりしないよう、引きこもっている理由の追及やら学校に行った方がいいなどの説教なんかはなるべく避けて)

(何度も何度も、メッセージを送った)

(最初のうちは返ってくる文章からですら、どことなく困惑したような気配が伺えたが、やがてそれも消え、日々ちょっとしたやり取りをすることが当たり前になった)

(そのうち、時折だけど電話もするようになった。最初は出てもくれなかったのに大した進歩だ)


ーーそんなやり取りが続いたある日のこと
彼の部屋を訪れるようになったきっかけ5