俺は、◯◯を信じる。

(……!)

(信じてくれるのかと尋ねると、真は首肯して言葉を重ねた)

うん、信じる。…信じられる。

(本当に?本当にいいのだろうか。今の真には自分の言葉が嘘か誠の判断できないはずだ。それなのにそんな簡単に信じると言ってもいいのだろうか)

(そんなことをあたふたと伝えてみると、真は小さく噴き出して、またひとつ頷いてみせる)

なんか、立場逆だな。
いいよ、大丈夫。俺を信じてくれた◯◯を信じる。

…◯◯。



ありがとう。


彼の部屋を訪れるようになったきっかけ 完
彼の部屋を訪れるようになったきっかけ14