……、あれ?
(……?)
(真が戸惑ったような表情でこちらの顔をまじまじと見つめてくる)
(どうしたのかと問うてみる)
あ、ああ、いや、えっと…。
……何も、聞こえないんだ。
(それは自分が嘘を吐いていないからではないのか?と尋ねてみるが、真は困惑しきりの表情でふるふると首を振る)
いや、それでもいつもなら分かるんだ。本来ならこう…声が重なって聞こえる感じがする、っていうか。
けど◯◯の声は一つしか聞こえない。…心の声が聞こえない。
(もしかして突然おかしなことになったように、突然元に戻ったのではないだろうか。…ならば確かめる必要がある)
(近くのコンビニに一緒に行ってみようと彼を誘う)
(真はだいぶ尻込みをしていたが自身も確かめたい気持ちが強かったらしく、やがて意を決したように小さく頷いてくれた)
その後