……

(正座を始めて随分と経った頃、不意にスマホが振動を始めた)

(しんとした廊下に着信音が響く中、勢いよくドアが開く。ドアの向こう側から顔を覗かせた真と目が合った)



(彼は大きく目を見張り、息をのんだ)

な、何やってるんだよ…!

(慌てた様子で駆け寄ってきて、真はこちらの前に膝をつく)

え、まさかずっと帰らないでここで正座してたのか…!?

…な、なんで、

なんで、俺、お前にひどい態度とったのに…なんでお前がここまで…っ

……



ごめん…

ごめん、◯◯…


謝らないで
廊下に正座して待つ