(味見頼む、そう言って差し出された小皿を受け取り一口。…薄味だ)
え?そうなのか?ちょっといいか?
(こちらの手から皿をとった真が大して気にした素振りも見せずに同じ皿を使って味見をしている)
……うん、薄味だな…。あとひと…ふた味くらい足りない感じだな。
おかしいな、分量は間違ってないはずなんだけど。
もう少し調味料足すか。
……あっ
(……?)
ごめん、醤油切れた。…お前のとこから借りてもいいか?
(申し訳なさそうな顔で頼んでくる真に頷き返し、急いで家へと戻る)
(…そして何も持たずに帰ってきた)