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…◯◯、これ抱っこしてみて
(そう言って彼はクッションを手渡してきた。戸惑うこちらの腕を軽く引いて、それをクッションに絡ませてくる)
(ふかふかだ…)
(それから真は自分の横へにじり寄ると、そっと背中を撫でてき始めた)
俺も一緒にするから、ゆっくり深呼吸してみようか
その間はできるだけ何も考えないようにな
(すう、はあ、と。真が静かに深い呼吸を繰り返し始めた。いまいち状況が飲み込めないながらも、彼に倣い、共にゆっくりと呼吸を行う。何度も吸って、何度も吐き出す。ただただそれを繰り返した)
…この間何かで読んだんだけどな、クッションとかぬいぐるみとか、そういうものを抱っこすることでもストレス発散になるんだって
それこそ、ハグと似たような効果があるとか
…それだけストレス溜めてるなら、仮にほんの少しハグをしたところで効果は期待できそうにないと思ったんだ
時間をかけてゆっくりと心を落ち着かせた方がいいだろうなって
…俺には…このくらい、がやっぱり限界だし
(そう言って真はこちらの肩を軽く…本当にごくごく軽く。なんなら肩に手を乗せるという表現が相応しい程度に抱いてきた。その手はすぐに離れ、再び背中へと移動してしまう)
ハグは、難しいけど…そばにはいるから
…ごめんな