(見た目は完璧完全なクッキーなのだが、どうにも嫌な予感がここにきてひしひしとし始める)
(それを気のせいだと無視をして、真よりも先にクッキーに手を伸ばし口に運ぶ)
(それを噛んだ瞬間悟った。ーーこれは岩だ。食感の暴力だ)
(恐ろしい歯応えを誇るそれに思わず固まっていると、目の前で何も知らない真が少々不思議そうな顔をしながら岩石を口に運んだ)
…ん、
……

◯◯、大丈夫だ。
お茶に浸しながら食べよう。な?
(さすがに驚いた様子でクッキーから口を離した後、しばし沈黙。やがて微笑みながら、真はそう言ってくれた)