え、え!?
ちょ、ちょっと待っーーあいたっ
(勢い込んで外に出ようとしたこちらを慌てた様子で追ってきた真がべしゃりと転んでしまった。普段とは重心が異なるせいだろうか)
…うう、恥ずかしい…
と、とにかくちょっと待ってくれ
あのな、気持ちは嬉しいんだけどそれはさすがに看過できないよ
こんな訳のわからない、何があるかも分からない場所でひとりで出歩くなんて絶対に駄目だ
…だから…
……っ
だから、俺も着いていく
そりゃ今の俺はこんななりだし、正直外に出るのは色んな意味でめちゃくちゃ怖い
こんな状態じゃ大した役には立たない…っていうか逆に足を引っ張っちゃうかもしれないって分かってる
だけどだからってひとりで外に行こうとするお前を放っておくなんて、絶対に嫌なんだ

だから、な?
ふたりで、行こう?
(彼の声には隠しきれない恐怖心が滲んでいた。持ち上げた口角だって僅かに震えている。けれど、それでも。絶対に引かないという強い意思は、ひしひしと伝わって来た)
♩その前に大丈夫?怪我してない?♩ふたりで外に出る