(真の手はそのままにしたまま、ふたりで周囲を探り、人を探してみる)

(が、人っ子ひとりいやしない。そもそも人の気配すら感じない)

…誰もいない、な

安心したような逆に不安なような…

……

……っ

(不安げに辺りを見回していた真がひゅっと息を呑んだ。それと同時にぐっと服を強く引かれる)

(反射的に真の視線の先を追うーー誰かがこちらへと歩いてくるのが見えた)


♩人を探してみる