(間近で響いた高い声に急激に意識が引き戻される)

(目に映ったのは知らない天井だった)

(おかしい。自分は先ほどまで真の部屋にいたはずだ。だけど今自分が目にしているものは間違いなく真の部屋の天井ではない)

(一体何事だと視線を巡らせーーぎょっとする)

(自分のかたわらに小さな男の子がちょこんと座っていたからだ)

(それだけならまだしも、その男の子には驚くほどに見覚えがあったのだ)


☆子供の日3