(いつものように出迎えてくれた真と、何気ない風を装いつつしばらくお喋り。隙をついて彼の頭にカチューシャを取り付ける。勿論例の狼耳カチューシャである)
うわっ
なんだこれ…猫?犬?の耳…?
もうっ、こういうの恥ずかしいからやめてくれよ
(気恥ずかしそうな顔で文句をいいつつ、つけたばかりの狼耳カチューシャに真が手を掛ける)
(…そういえば、自分はどうしてこれを「狼」の耳だと思ったのだろう)
(言ってしまえばこれはただの玩具である。チープな作り物である。にも関わらず、自分は猫でも犬でもなく何故かこれを狼の耳だと確信していた。ーーそれは、何故?今更ながらの疑問に襲われていた自分の耳に、困惑したような真の声が入り込んできた)
……あ、あれ?
あれ…え?
……
え、嘘、取れない…?
な、なんで?取れない…!
というか痛い、なんで…!?
◯◯、◯◯、ちょっと、今これどうなってる?
取れないんだ、これ…!
(困惑から焦りへと変わった彼の声にハッとし、急いで真に取り付けた狼耳カチューシャを見た)
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