エヘヘ……
各種薬味も揃えてございます、マスターさま。

──さあ、さあ!まずはこの端っこの部分からズバッと!

そしてちゅるんと!
活きのいいゴッホを他ならぬマスターさまにご賞味いただきたいのです!!


(彼女の体から伸びている黒い触手が待ちきれないと言わんばかりに巻きつく)


(その触手は七色の光によって縁取られている……。
 倫理や道徳を棚上げしたとしてこの世の理から外れたモノを食して果たして無事でいられるのだろうか)
醤油をかける