エヘヘ、そうですね…こんな、何者かわからないサーヴァント…
そう思うのは、正しい感情かと……
──けれど、このゴッホの、マスターさまのお役に立ちたい気持ちは……
みなさまに恩返しをしたい気持ちは、疑いようのない本物です。
必ず……なんて、断言はできないけれど。
マスターさまの、みなさまのお役に立って……、たくさんお世話になった、お返しをしたい。
きっと、もう、過たず、次こそは。
この身はマスターさま、みなさまのために存在するもの。
ゴッホはマスターさまをお守りします。だから、だからどうか……
私、犬が怖いの、震えるほど…