エヘへ…喜んで。
だって、ゴッホがどのような姿でも、マスターさまは変わらず接してくださる……!

正直言えば、こんな姿、ほんとうは誰にも見せたくなかったのです。
人ではない体だし…辛気臭くて、ジメジメしてて…ぜんぜんゴッホっぽくない……

でも、マスターさまは、どんなわたしでも全部受け入れてくれると思うから……

だから…エヘへ!もっともっと見てほしいです!
こんなわたしも、わたしの知らないわたしも全部全部全部!

霊基は安定しつつあるので、もうこれ以上はないかもしれませんが……
ウフフ、どうか目を離さないでくださいね、マスターさま。

…………な、なんちゃって、なんちゃって……エヘへ…!

(誤魔化すように笑っているものの、先程からこちらの右手はその両手でしっかりと握られたままだ!)
咲いて