っ、うわああああぁあぁああぁマ゛ス゛タ゛ーさ゛ま゛!!!

無理しないでしゃべらないで起き上がらなくてもゴッホが運ぶしお医者さまも今くるから!!

(突然再臨したと思えば、触手でぐるぐる巻きの身動きのとれない状態にされ抱えあげられる。
 耳元で容赦ない大声を浴び耳がキンキンする……)


マスターさま、最近すごく頑張ってたから……無理がたたってて……
マスターさまのサーヴァントとして、その疲れを見抜けなかった……ゴッホが、ゴッホが悪い……

こんなの、サーヴァント失格……マスターさま、ほんとうに、ごめんなさい、ごめんなさい……

……ああ、お医者さまが、きてくださいました。
マスターさまをお運びして、役立たずのゴッホは……ああ……エヘヘ、床…汚してしまいました……

(大声を出したと思いきや、消え入りそうな涙声でぼそぼそ何かを呟いている。
 この後、回復するまで自傷傷だらけの彼女がずっと死にそうな表情でマスターの傍に居たのは言うまでもない)
倒れる2