ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの人生は失敗と挫折の連続でした。
何においても、失敗し、投げ出して、求められず、得られず……無為徒食のヴァン・ゴッホ家の不出来な長男で……
マスターさま……
存命中、なんの偉業も成し得なかったゴッホがどうして自信を持てましょうか?
いくら、不出来なゴッホでも……さすがに何の根拠もなく、からっぽな自信を持てるほどではないのです。
……えっと、エヘヘ、だからこれはゴッホの性格なので、マスターさまはどうか、あまり気にしないでいただけると……
気になる……かもしれないけど、これでも、カルデアのみなさまのお世話になって……いままでよりずっとマシになったと思うのです。
みなさまと……マスターさまとの日々は……とても、輝かしくて……すき、ですから。
いずれ、もっとマシになる……と思いますので、すみませんが、程々に流していただけると…………エヘヘ、面倒ですよね、こんなゴッホ。すみませんです……
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