マスターさま、マスターさま……!
あの……つ、つつっ、次のお休み……っ!
エヘヘ、そ、そのぉ…………お暇でしょうか……?

……え、マシュさまとおでかけ?
買い出しも兼ねて、お二人のお洋服を見に?
──え、エヘヘ、そうですよね!
だって、こんなに急でしたもの、お忙しいマスターさまのこと、ご予定があるに決まってる……!
あっ、えぇと、ウフフ、いえいえなんでもないんです。
ホントに……ゴッホのは大した用事ではなくって、むしろマスターさまにご予定があってよかったのかも、なんて。
ですから、どうかお気になさらず、エヘヘ…………で、では……!
(ゴッホは慌てて部屋から出て行った。いつも以上に様子がおかしい……)