もぐもぐ……もぐもぐ……


ウフフ、ウフフ……こんなにおいしいものを、こんなにたくさん……
なんて贅沢……ゴッホの時代の貴族でもここまでは…………うーん、幸せすぎてこわい。


もぐもぐ……ごくん。
あの、マスターさま、ゴッホのためにこんな豪勢な食事を……しかも、デザートまでつけていただいて……

ゴッホ、貴族や王族の血じゃないし、ましてや敬われるような神様でもないし……
生前は毎日コーヒー、次にじゃがいもや煮豆なんかで過ごしていたような貧乏画家だったのですけど、エヘヘ、マスターさまにこんなにしていただいていいのかな……もぐもぐ………あ、これもおいしいですね……


それに先程からマスターさまはゴッホのほうを見つめてばかり……
なにか、ゴッホについてる……?このままだと、マスターさまのぶんもゴッホがぜんぶ食べちゃいますよ……なぁんて、エヘヘ……

口移しして
いっぱい食べる君が好き