(修練の後、風呂を使うことの多い彼女のため、必要そうなものを胡蝶に聞いて揃えておいた。

勿論女性のものなど選んだことがない。
石鹸に至っては、悩んだ末に己が産まれた日の花の香りを選んでしまった。

…彼女の好みから外れていなければいいんだが。
今はそう願うばかりだ)
風呂場にあるもの