…!

(思っていたよりも上がらなかった足が段差にぶつかり転びそうになると、やや前を歩いていた煉獄さんが振り向き抱き止められる)

しっかりと足元を見ていないと危ないぞ、◯◯。

(ぽんと背を軽く叩いた後、そっと身体を離される)

…俺が傍にいる時に怪我はさせないが、ひとりの時は気をつけなさい。
転ぶ