大丈夫だ。
そう簡単には死なないし、勿論君も死なせない。

だが…急にどうした。
悪い夢でも見たのだろうか。

(安心させるように、頭に置かれたあたたかい手のひらが何度も撫でていく。その度に不安を掻き消すような太陽の匂いがして、大丈夫だと言い聞かせた)
死なないで