◯◯さん、そろそろ起きて出てきてください。

--今日の朝ごはんはとても美味しくできたんですよ。
あたたかいうちに、◯◯さんに食べて貰いたいです。

兄上も待ってくれていますから、一緒に行きましょう。


(布団の横に正座していた千寿郎くんがそっと布団を揺らす。自信作なんですよ、と可愛らしく言われてしまえば自然と布団から起き上がることができて、にこりと微笑まれた)
寒くて布団から出られない千