雷が過ぎてしまうまで、こうしていよう。
きっとすぐに過ぎ去るだろうから。

(雷の音からわたしを庇うように、大きくてあたたかい両手のひらで耳をそっと塞がれた)
俺の方へ。こっちにおいで。