◯◯。
俺の前で、無理をしてまで笑顔を作る必要はない。

笑いたい時に笑い、泣きたければ泣く君の方が、俺は見ていて安心できる。

(此方へと伸びた片手が頬に触れると、泣いていないのに涙を拭う仕草で親指が目元を撫でていく。堪えていたのに…ぼやけていく視界に目を閉じた)
作り笑いする