(了承すると互いを隔てていた仕切りを煉獄さんが退かしてくれる。布団に横になったままぱちりと目が合い、身体を起こそうとすると小さく微笑んで止められた)

…君は起きなくていい。
眠れるのなら、話の途中でも眠ってしまった方が君の身体にはいいのだから。

(落とされた声色といつも安心させてくれる彼を見たことで、悪い夢の不安がゆっくりと落ち着いてくる。我ながら子供のようだとは思ったが、僅かしかない灯りに背中を押されて手を伸ばす)

ん…?
あぁ、構わない
仕切りを退かして