メリークリスマス。
聖なる夜が、君にとって穏やかな一日となりますように。

君の予定が空いているのなら、煉獄家で過ごすのはどうだろうか。
皆で料理をし、皆で美味しく食べ、皆でゆっくりと過ごそう。

千寿郎は良い子だから、口には出さないが楽しみにしているはずだ。
だから…うむ、そうだな。

せっかくなら、竈門少年達も呼ぼうか!
ゆっくりは出来ないだろうが、きっと楽しくなる。

(想像しただけで口許が緩む誘いに応えるように、差し出された煉獄さんのあたたかな手を取った)
メリークリスマス