今日は君に稽古をつける予定だったが、たった今伝令が下った!すまない!

少し早く警備担当地区に赴かねばならなくなった故、俺は暫らく屋敷を空ける。

屋敷のことは千寿郎に任せてあるから、鍛練で庭を使いたくなったら使ってくれて構わない。

(言い終えるとぽんと頭に手が乗せられる。そうだ、柱の皆が忙しいことは知っている。…寂しいなんて言ってはいられない)

終わり次第、君の所にすぐに戻る。
土産物を楽しみにしていてくれ。

--此方のことは君に任せる!
どこに行くの?