(今回の任務も、たくさん助けられてしまった。鬼との戦闘を終え、疲労から膝をつくと思わず小さな疑問が洩れる。…どうして助けてくれるんですか?)

…大切な者を守るのに、理由がいるだろうか!

それに俺自身、これまでに多くの人達に支えられ、助けられ、ここまで来た。
数えきれないくらいの、多くの仲間達にだ。

だから当然だろう!
俺は君を助ける、必ず!

(ぐっと腕を引いて助け起こされる。力強い瞳に背を押されて足に力を入れる、しっかりと立つことが出来た)

…しっかりと立てたな!
では、蝶屋敷に寄ってから帰るとしよう。
どうして助けてくれるの?