…!

(◯◯さんが兄上の頭を撫でている…?

…兄には、僕と違って甘えられる姉も兄もいない…。
だけど◯◯さんがいてくれる。

…良かったですね、兄上。
僕も安心しました。)


(偶然ふたりを見ていた千寿郎はほっとした表情を浮かべつつ、気がつかれないうちにと静かにその場を立ち去った…)
それを目撃した千寿郎