伊之助「…!
お前はギョロギョロ目ん玉のとこの弟子!
お前の炎の呼吸は面白え!
俺とたたかえ!」(煉獄家の屋敷の近くで呼び止められ、驚くのと同時に凄い速さでもうひとりが駆けてくる)
善逸「お前えええ!ほんとやめろよ!
こんな可憐な女性を捕まえて、第一声がたたかえってなに!?
ほんとコミュニケーションの取り方どうなってんの!?」(伊之助くんに…善逸くん!)
善逸「…!!
はいぃぃ善逸です!猪から助けにきましたよぉ!」(前方には刀を両手にした伊之助くん、目の前にはいつの間にか此方の手を握る善逸くん。賑やかだなぁと黄昏そうになったところで炭治郎くんが駆けつけてくれた)
炭治郎「ふ、ふたりともいい加減にしないか!
…◯◯さんっ、お待たせしてすみません!」善逸「え?いやなんで?なんでお前が遅れて登場した本命男子みたいになってるの!?ねえ!?
おま、お前ええ!
いっつもいっつもいいとこばっか持っていきやがってええ!」伊之助「おい退け子分ども!
そんなことより俺と勝負勝負ゥ!」炭治郎「ああもう、落ち着けってふたりとも…!」(いよいよどうしようかと思い始めたその時、後ろからぽんと肩に手が置かれる)

…うむ!
君たちはいつも元気がいいな!
元気がいいところすまないが、彼女はこれから俺と修練故、借りていくぞ!
(呆然とするふたりとほっとした顔の炭治郎くんを背にすたすたと手を引いていかれる。助かった…!と思うのと同時に、後ろから善逸くんの
"今の見た!?ねえ見た!?俺もさらっとあれやりたい!…悔しいよ炭治郎ぉ~!"といった叫び声が響き渡った)