(任務の報告をした後立ち上がろうとすると、静かな声で呼び止められる)
--◯◯、君の話しは杏寿郎から聞いているよ。
あの子は自覚がないかもしれないけれど、私には分かる。
嬉しそうに話をするものだから、こちらまで嬉しい気持ちになってしまうんだ。
…これからも助け合っていくんだよ。
任務でも、それ以外でも。
あの子の…杏寿郎の寂しさは、きっと◯◯が小さくしてくれている。
--よろしくね。
(穏やかな声音と視線でゆっくりと伝えられると、胸にじんわりとしたあたたかさが広がる。しっかりと頷き返事をすると、落ち着いた笑顔が返された)
お館様