うーん、どうすれば〇〇さんを合法的にこの世から消せるかな~?

いやいや、そんなくだらないこと考えてる場合じゃない。今日はお姉ちゃんの為にとっておきのプレゼントを用意してあるんだ。
これさえあればお姉ちゃんからの好感度だって逆転するに……

あ、あれ……無い?

「黄昏~、渡したい物って何~? お姉ちゃんすっごい楽しみ!」

あっ、お姉ちゃんごめん! ちょっと準備させて~!

「うん。じゃあ次の休憩時間にね! わー、本当に楽しみだな~」

どうしようどうしよう! きっとどこかで落として……今から探しに行く……? で、でも急に店を出るなんて……

えっ? あ、〇〇さん? こ、これって私の……え? お店の外で拾ったの? そっかぁ……

〇〇さん……
ありがとう……