せっかくのデートなのに、信じられない。ふーんだ。もう知りません。



えっ！？　お詫びに何でも奢るって……ちょっと〇〇さん、正気ですか！？

いや、だって……〇〇さんって他人からの施しに寄生して生きてる人じゃないですか。
高校生の誰彼ちゃんにまで集るし……天変地異が起こる前触れとしか考えられません！



ふふ、ごめんなさい冗談ですって。



2時間も遅れてきたんですから、これくらいの軽口は受け入れてくださいよぅ。
大丈夫ですって、〇〇さんのことそこまで真剣に駄目な人だなんて思ってませんから。